はじめに
こんにちは。英検1級を目指すみなさん、英語学習は進んでいますか?語彙力、リーディング、リスニング。これらすべてのスキルを極めるためには、まさに「七転び八起き」の努力が必要ですよね。しかし、その努力をより効果的に、そして楽しくするための秘訣があります。それは、「学習スタイル」を理解し、それに合わせた学習法を見つけることです。
学習スタイルとは?
学習スタイルとは、私たちが情報を処理し、理解し、記憶する方法のことを指します。人はそれぞれの特性に基づいて主に5つの学習スタイル(視覚型、聴覚型、体感型、言語・論理型、社交型、単独型)に分けられると考えています。学習スタイルは、誕生時から形成され始め、生活の経験や環境によってさらに発展します。そして、それぞれの学習スタイルには特定の学習法が最適になります。
学習スタイル自己評価フォーム
では、この学習スタイル、自分はどれに当てはまるのか、どうやって見つけるのでしょうか。そこで提案したいのが、「学習スタイル自己評価フォーム」です。このフォームを使って、自分の学習スタイルを見つけましょう。
学習スタイルを理解したら次は、そのスタイルに適した学習方法を見つけることです。
視覚型の人は、情報を視覚的に捉えるのが得意です。フラッシュカードやイラスト、図表を用いた教材を利用したり、色分けしたノートを作ることが有効です。また、単語のスペルを目で確認しながら覚えると、より記憶に定着しやすいでしょう。私はどちらかというと苦手かもしれません。ただ単語を覚えるときはノートいっぱいに単語を書いたりはしました。ただきれいにノートにまとめるのはあまり得意じゃないかも・・・デジタルの時代でなかなかフラッシュカードというのは使わなくなっているのかもしれませんが、得意な人はぜひ試してみてください。
聴覚型の人は、音を通じて情報を吸収するのが得意です。音声教材の利用はもちろん、英語の歌を聴いたり、英語のポッドキャストやラジオをよく耳にすることで、自然に英語力を向上させることができます。私はこのタイプかなと思います。英語の歌はあまり聞きませんが、シャドーイングで耳と発音を繰り返しながら暗記するのが得意かなと思います。この分類の人はシャドーイングがお勧めです。
体感型の人は、直接行動に移し、経験することで学びます。そのため、実際に英語を話す機会を増やすことが大切です。友人や家族と英語で話す、あるいはネイティブスピーカーとの言語交換などを試してみましょう。最終的にはこれをやらないと身につかない気もしていますが、最初はハードル高いですよね・・・基礎ができてたら、オンラインで気軽に会話ができるサービスなどもあるのでチャレンジしてみてもいいかもしれません。
言語・論理型の人は、論理的思考や言語を通じて学ぶのが得意です。単語の意味や文法のルールを深く理解し、それを文章に落とし込むことで、学習が進むでしょう。私はこのタイプでもあるかなと思います。単語の語源や名詞のルール・動詞のルールを理解して、そこから様々な単語に広げていきます。このブログでも語源や接頭語、接尾語をベースにした単語の覚え方を紹介しています。
社交型の人は、他人と一緒に学ぶことで最も効果を発揮します。英語の学習会や言語交換パートナーを探すこと、オンラインの学習コミュニティに参加することをおすすめします。一緒に勉強する仲間がいると励みになりますよね。得点を競ったり、合格を一緒に目指したり、単語の問題を出し合ったり。お互い刺激しあいながら勉強することは、継続する重要なポイントと思います。
単独型の人は、静かな場所で一人で集中して学習することが最適です。自分だけの勉強時間を大切にしましょう。常に一人で集中したい人、時には一人で集中したい人など様々かと思いますが、みな誰しもが多かれ少なかれ一人で集中したい時があるかと思います。このような人には、視覚・聴覚・発音など複数の要素を組み合わせながら、一人でいることを最大限生かして勉強するとよいかもしれません。耳栓をすると集中できる、という人もいるかもしれませんね。
おわりに
ここまで自分自身の特性に合った学習スタイルについて解説してきましたが、これはあくまで指針の一つです。その日の気分や学習の進行状況によって、学習方法は柔軟に変えるべきです。また、一つのスタイルに固執せず、色々な学習方法を組み合わせることで、より効果的な学習が可能になります。
さて、自分の学習スタイルを見つけて、それに合わせた学習方法を試す準備はできましたか?このサイトではあなたにあった学習スタイルを意識しながら、それぞれの学習スタイルに合った勉強のコンテンツを提供していきます。英検1級への最短ルートを探って、合格を勝ち取りましょう!