導入
英会話にしても英語の資格のための勉強にしても、イディオムを理解し覚えることは重要です。英語にもいろいろな場面で使えるイディオムがたくさんありますが、本日解説するこの「Call it a day」も日常会話で頻繁に使用されます。
今日はこの「Call it a day」という表現に焦点を当て、その意味や使い方を解説しましょう。
「Call it a day」とは
「Call it a day」は、「今日の仕事や活動を終える」という意味のイディオムです。何かを終わらせ、リラックスまたは休息する時間が来たことを示します。「Let’s call it a day.」というような感じで、みんなに帰宅を促すときによく使われるているのを耳にしました。
それではなぜこの表現が”終える”、という意味になったのか?
Call it a dayを直訳すると、”それを一日と呼ぶ”、という意味になります。すなわち、これで一日が終わった、今日の仕事はここまでにしておこう、という意味につながり、それを意訳して”終わりにする”という意味になりました。
類義語
ここでは終わりにするという意味をもつ類似表現を学習します。これらの表現は様々な場面で使われるのでしっかりと覚えておきましょう。
- Wrap it up(終える)
- Finish for now(一旦終える)
- Pack it in(やめる):これはイギリス英語のネイティブが使う表現。引退するような際に使いますし、命令形では「やめろ」という意味になります。
- quit cold turkey(やめる):なかなか止められない悪い習慣を断ち切ること
- call it quits(断ち切る、あきらめる):仕事など、これまで続けてきたことを諦めるというようなときに使用
例文による学習
それでは実際にどのように使われるのかを見ていきます。
- 例文1:”After hours of painting, I decided to call it a day and finish the rest tomorrow.”
- 数時間絵を描いた後、今日はこれで終わりにして、残りは明日にしようと決めました。
- 例文2:”The team worked tirelessly on the project, but by evening, they agreed it was time to call it a day and continue fresh in the morning.”
- チームはプロジェクトに熱心に取り組みましたが、夕方になり、今日はこれで終わりにし、明日に続けることに同意しました。
- 例文3:”Despite wanting to stay longer at the beach, they had to call it a day as the sun began to set.”
- ビーチで長くいたいと思っていましたが、日が沈むにつれて、今日はこれで終わりにしなければならないと判断しました。
おわりに
「Call it a Day」などイディオムは、日常会話でこのイディオムを適切に使うことで、ネイティブスピーカーとのコミュニケーションがより自然でスムーズになります。
実際に使ってみることで身につくのでぜひ機会を作って使ってみてください!