“Bring me that file?” or “Take me that file?”
ネイティブ感覚で秒速判断!
リョウ先生!この前のオンライン会議で「その資料、画面共有してもらえますか?」って言いたかったんですけど、bring
と take
、どっちを使えばいいか一瞬わからなくなっちゃって…。結局うまく言えませんでした。
いい質問だね、エナさん!多くの人が同じように悩むポイントだよ。でも大丈夫。実はこの2つの単語、「話し手・聞き手の位置」という一つのシンプルなルールで、驚くほどクリアに使い分けられるようになるんだ。今日はその感覚をマスターしよう!
「このお弁当、会社に持っていくね」「パーティーにワインを持ってくるよ!」
日本語では同じ「持って行く・来る」でも、英語では状況によって bring
と take
を使い分ける必要があります。この使い分けが曖昧だと、相手にちょっとした違和感を与えてしまうことも。この記事を読めば、もう迷うことはありません。日常会話からビジネスシーンまで、自信を持って使いこなせるようになりますよ!
The Core Rule: 視点はどこ?
bring
と take
の使い分けの鍵は、話し手・聞き手のいる場所への「方向性」です。たったこれだけ!
- Bring: 話し手 or 聞き手のいる場所へ「向かってくる」動き (towards)
- Take: 話し手 or 聞き手のいる場所から「離れていく」動き (away)
bring
(来る)take
(行く)つまり、会話の中心(話し手か聞き手)に何かが近づいてくるなら bring
、中心から遠ざかっていくなら take
と覚えましょう。
4つの軸で完璧マスター
Towards (〜へ) → bring
Away (〜から) → take
これが全ての基本!
常に「話し手」か「聞き手」が基準点。第三者の場所は関係ありません。
「今から持って行く」未来の行動でも、目的地が話し手/聞き手の場所なら bring
を使います。
「物」だけでなく、「人」や「抽象的な概念」(例:話題)にも使えます。
Real-Life Examples: こんな場面で使ってみよう!
“Don’t forget to bring your laptop to the office tomorrow.” (上司が部下に)
明日、オフィスにノートPCを持ってくるのを忘れないでね。(聞き手のいる場所=オフィスへ)
“I’ll take these documents to the legal department.” (同僚に)
この書類、法務部に持って行きます。(話し手・聞き手のいる場所から離れる)
“Could you bring up the sales report on your screen?” (オンライン会議で)
あなたの画面で売上レポートを(こちらに)表示してもらえますか?
“The Uber Eats driver will bring our lunch soon.” (家で待っている時)
もうすぐウーバーイーツの配達員さんがお昼ご飯を持ってきてくれるよ。(話し手のいる場所=家へ)
“What are you going to bring to the potluck party on Saturday?” (パーティー主催者への質問)
土曜日の持ち寄りパーティーに何を持ってくるの?(聞き手のいる場所=パーティー会場へ)
“I have to take my kids to the park this afternoon.” (電話で友人に)
今日の午後、子供たちを公園に連れて行かないと。(話し手のいる場所から離れる)
Quick Quiz: 力試し!
Q1: (電話で) “It’s raining. I’ll ( bring / take ) an umbrella for you.”
正解: bring
解説: 「君のために(君のいる場所へ)傘を持っていくよ」という意味。聞き手のいる場所へ向かうので bring
が正解です。
Q2: (家を出る前に) “Don’t forget to ( bring / take ) your house keys!”
正解: take
解説: 「家の鍵を持って(外に)行くのを忘れないでね」という意味。今いる場所(家)から離れていくので take
が正解です。
Q3: (友人の家で) “This cake is delicious! Did you ( bring / take ) it from that new bakery?”
正解: bring
解説: 「このケーキ、あの新しいパン屋さんから(今いるこの場所へ)持ってきたの?」という意味。会話している場所へ向かう動きなので bring
が正解です。
Game On: Bring or Take Challenge!
ネイティブ感覚をゲームで鍛えよう!
制限時間内に正しい選択肢を選んで、ハイスコアを目指せ!
Game Over!
あなたの弱点分析
分析結果がここに表示されます。
Summary: もう迷わない!明日からの使い方
一言でまとめると…
会話の中心(自分か相手)に近づけるなら bring
、遠ざけるなら take
!
明日からチェック!
- 何かを運ぶとき、そのゴールは「話し手」か「聞き手」の場所? → Yesなら
bring
- 今いる場所から、どこか別の場所へ何かを運ぶ? → Yesなら
take
- パーティーに呼ばれた!「何を持って行こうかな?」は
What should I bring?
この感覚を掴めば、あなたの英語はさらに自然に、そして豊かになります。ぜひ、今日から意識して使ってみてくださいね!