「もちろん!」って英語で言いたいとき、”Sure” と “Certainly” のどちらを使いますか?
「どっちも同じでしょ?」と思ったあなた、要注意!実はこの2つ、ネイティブは場面によってしっかり使い分けているんです。最近では、文章を生成するAIでさえ、この微妙なニュアンスを間違えることがあるくらい奥が深いんですよ。
この記事を読めば、あなたも今日からネイティブのように自然な相槌が打てるようになります!後半には、力試しのできるクイズとミニゲームも用意したので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
基本をおさらい!Sure と Certainly の意味
まずは、教科書の写真にあったように、それぞれの基本的な意味とニュアンスを確認しましょう。
Sure [ʃʊr] – 気軽な「もちろん!」
ニュアンス: カジュアル、フレンドリー、個人的な確信。「いいよ!」「わかった!」といった軽い承諾や、「きっと〜だよ」という主観的な気持ちを表します。
最近の話題で使うなら:
“I’m sure the new generative AI, ‘Sora’, will change the video industry.”
(新しい生成AI「Sora」は、映像業界を変えると(私は)確信しているよ。)
Certainly [ˈsɜːrtnli] – 丁寧な「かしこまりました」
ニュアンス: フォーマル、丁寧、客観的な確実性。「間違いなく」「確実に」といった疑いのない事実や、ホテルやレストランなど丁寧な対応が求められる場面での承諾に使います。
最近の話題で使うなら:
“The rising prices will certainly affect our daily lives.”
(物価の上昇は、間違いなく私たちの日常生活に影響を与えるだろう。)
【ココが重要】使い分けの2大ポイント!
ポイント①:相手との距離感(カジュアル vs フォーマル)
一番わかりやすいのがこのポイント。友達や家族との会話なら “Sure”、ビジネスや接客シーンでは “Certainly” を使うのが基本です。カフェの店員さんに「もちろんですよ!」とフレンドリーに言われたら “Sure!”、高級ホテルのスタッフに「かしこまりました」と言われたら “Certainly.”。場面をイメージすると分かりやすいですね。
ポイント②:気持ちの問題?事実の問題?(主観 vs 客観)
これがネイティブ感覚を掴む鍵です!
- I’m sure he is angry.
彼が怒っていると(私は)思うよ。→ 状況からの推測や、話し手の「気持ち」が含まれます。 - He is certainly angry.
彼は間違いなく(客観的に見て)怒っている。→ 誰が見ても明らかな「事実」として述べています。
例えば、応援しているスポーツチームについて話すとき。
「次の試合、彼らは勝つとsure(信じてる)しているよ!でも、データを見ると、相手チームが勝つ可能性が高いのはcertainly(間違いなく)事実だ…。」こんな風に、心の中と客観的な事実を分けて表現できるんです。
力試し!どっちを使う?クイズタイム
さあ、あなたはもう大丈夫なはず!下の3つの質問に答えてみましょう。(▼をタップすると答えが見えるよ)
Q1. 友達に「この映画、面白いかな?」と聞かれた。「きっと面白いよ!」と答えたい。
面白いかどうかはあなたの主観なので “sure” が自然です。
Q2. 上司に「このプロジェクト、成功すると思うかね?」と聞かれ、「間違いなく成功します」と力強く答えたい。
ビジネスシーンで、客観的な根拠に基づいた確実性を伝えたいので “certainly” が適切です。
Q3. 飛行機の予約カウンターで「窓側の席は空いていますか?」と尋ねた。
丁寧な接客が求められる場面なので “certainly” がベストです。
ゲームで実践!場面で使い分けチャレンジ
場面で使い分けチャレンジ!
ここに場面が表示されます。
まとめ
いかがでしたか? “Sure” と “Certainly” の違い、スッキリしましたか?
- Sure 👉 カジュアル・主観的(心で答えるイメージ)
- Certainly 👉 フォーマル・客観的(頭で答えるイメージ)
この感覚を掴めば、あなたの英語はさらに自然に、そして豊かになります。ぜひ実際の会話や、映画・ドラマを見るときに意識してみてくださいね!