はじめに
英語格差が所得格差といわれるとドキッとしますよね。でもこれはある程度真実なんだろうなという気がしてしまいます。でもこれは逆に英語ができるようになるとそれが自分自身の所得アップとして返ってくる可能性が高いということも言えますね。本書籍は子供の英語力の育て方についてなのですが、大人が学ぶ上でも大切なことが書いてあったので、ご紹介します。
英語頑張って将来活躍するぞ!
この本では、まず日本人の英語力の低さは韓国と比べてもかなり遅れを取っており、それによって生まれる英語格差が収入格差につながることに警鐘を鳴らしている。一方で、英語ができることによるメリットを7つ紹介しており、英語を早期から始めることを進めている。
日本に居ながら英語を学ぶには
筆者は実用的な英語を身に着けるには「CEFR B2レベル」を目標にする必要があると言っていて、それは「自立した言語使用者」であり、複雑な文章の読み解きやネイティブとの自然な会話ができ、幅広い話題について明確な文章作成ができるレベルを指す。B2レベルは「英検準1級以上」だという。
「CEFR B2レベル」の達成には、8〜10年間の学習期間が必要、日本人が満足な英語力を身につけるには「2500時間の学習」を要するため、学校での勉強を考えると1000時間の自己学習が必要となる。
そしてその学習方法としてリーディング学習が有効、毎日30分のリーディングを実践すれば、「プラス1000時間」を5年間強で達成することができる。
リーディングを毎日30分欠かさずがんばるぞ!
おわりに
今回は英語力を育てることの重要性とその具体的な育て方の本を紹介しました。主には小学生くらいのお子さんを持つ親御さん向けに、子供の英語学習について解説する本ですが、これから英語勉強を頑張ろうと思っている学生さんや社会人の方にも通じる内容だと感じています。どう勉強したらいいか分からない、英語を勉強した方がいいと思ってはいるけど、いまいち一歩が踏み出せないという方には非常に参考になる内容となっています。ぜひご一読ください。