はじめに
TOEICのスコアアップを目指すみなさんのために、今日は「接頭語」についてお話しします。接頭語は英単語の理解を深め、覚える単語の数を減らす助けとなります。それではさっそく学んでいきましょう。
接頭語とは、単語の前につけてその意味を変えるものです。例えば、「happy」は「幸せな」という意味ですが、「unhappy」は「不幸な」になります。それが接頭語「un-」の力です。しかし、全ての「un-」が否定の意味になるわけではなく、「uncle」のような例外もあります。多くは名詞の場合が多いですが、そうでない場合もあるので要注意です。一緒に覚えてしまいましょう!
また、効果的な勉強法として、一つの接頭語を覚えるときにはその接頭語を含む複数の単語を一緒に覚えると良いです。それにより、接頭語と単語の関係を自然に理解することができます。
接頭語と単語
では、さっそく20個の接頭語とその事例、および例外の単語を見ていきましょう。
接頭語 | 意味 | 事例の単語 | 例外の単語 |
---|---|---|---|
in- | 不、無 | Invisible (見えない)、Insecure (安全でない)、Inaccurate (不正確な) | Include (含む) |
over- | 過剰 | Overestimate (過大評価する)、Overwork (働き過ぎる) | Oven (オーブン) |
under- | 下、不足 | Understand (理解する)、Underestimate (過小評価する) | Under (下) |
im- | 不、無 | Impossible (不可能な)、Immature (未熟な) | Impact (影響) |
ex- | 元、前 | Ex-wife (元妻)、Ex-president (元大統領) | Extra (余分な) |
non- | 不、無 | Nonprofit (非営利の)、Nonfiction (ノンフィクション) | Nonsense (無意味) |
co- | 共、共同 | Co-worker (同僚)、Co-author (共著者) | Coffee (コーヒー) |
post- | 後 | Post-war (戦後の)、Post-graduate (大学院の) | Post (郵便、投稿) |
multi- | 多くの | Multinational (多国籍の)、Multimedia (マルチメディア) | Multi (多数の) |
bi- | 二 | Bilingual (二言語の)、Bimonthly (二ヶ月に一度の) | Big (大きな) |
mono- | 一つ、単一の | Monologue (独り言)、Monotonous (単調な) | Monitor (モニター) |
semi- | 半、半分 | Semi-final (準決勝)、Semi-professional (準プロの) | Seminar (セミナー) |
auto- | 自動、自身 | Automatic (自動の)、Autobiography (自伝) | Autumn (秋) |
anti- | 反対、対抗 | Antivirus (ウイルス対策の)、Anti-war (反戦の) | Ant (アリ) |
inter- | 間、相互 | International (国際的な)、Interact (相互に作用する) | Interest (興味) |
sub- | 下、下位 | Submarine (潜水艦)、Subcategory (サブカテゴリー) | Sub (下、サブ) |
super- | 超、上 | Superpower (超大国)、Supersonic (超音速の) | Super (すごい、超) |
trans- | 横断、超える | Transnational (超国家的な)、Transport (輸送する) | Transfer (転送する) |
intra- | 内部 | Intranet (社内ネットワーク)、Intramural (社内の) | Intravenous (静脈内の) |
mid- | 中間、中央 | Midday (真昼)、Midterm (中間試験) | Middle (中央の) |
文章の事例
以下では良く使われる接頭語を使った文章の事例を示します。こちらも参考にして暗記に役立ててください。
おわりに
これらの接頭語を活用することで、TOEICの英単語理解がよりスムーズになります。何度も繰り返し学ぶことで、一緒にスコアアップを目指しましょう!