もう迷わない!
another, the other, others の違いは「特定」と「数」の2軸で完璧マスター
「このTシャツ気に入ったけど、他の色も見たいな」「このプランは微妙だから、他のを提案して」
日常会話で頻繁に使う「他の」という表現。でも、英語にしようとすると、“another,” “other,” “the other,” “the others”… と選択肢が多くて、どれを使えばいいか迷ってしまった経験はありませんか?
冠詞の “a” や “the”、単数・複数の違いが絡み合うこのテーマは、多くの日本人学習者がつまずくポイントです。でも、ご安心を!実はたった2つの軸で考えれば、これらの使い分けは驚くほどクリアになります。
この記事では、ややこしい文法用語をできるだけ使わず、豊富な例文とクイズ、そして特製のミニゲームを通して、”other”ファミリーを完全にマスターするお手伝いをします!
基本の確認:それぞれの “other” の意味とニュンス
まずは、それぞれの単語が持つ基本的な役割を見ていきましょう。
1. another (an + other)
意味: (不特定多数の中の) もう一つの、別の
ニュアンス: 「an」が付いていることからもわかるように、「不特定」で「単数」の名詞を指します。「他にも色々ある中の、どれでもいいからもう一つ」という感じです。
例:This cookie is delicious. Can I have another one? (このクッキー美味しい!もう一個もらっていい?)
2. other
意味: (不特定多数の中の) 他の
ニュアンス: こちらは冠詞が付いていないので、「不特定」で「複数」の名詞、または「不可算名詞」を指します。「他にも色々ある中の、いくつか」や「他の種類のもの」という感じです。
例:Some people like cats, and other people like dogs. (猫が好きな人もいれば、犬が好きな人もいる。)
3. the other
意味: (特定の2つのうちの) もう一方の、(特定グループの) 残りの一つの
ニュアンス: 「the」が付くことで、「特定」されているのが最大のポイントです。話している人同士で「どれのことか」がわかっている状態です。主に2つのうちの残り1つを指すときに使われます。
例:I have two cats. One is black, and the other is white. (猫を2匹飼っています。1匹は黒で、もう1匹は白です。)
4. the others
意味: (特定グループの) 残りのすべて
ニュアンス: これも「the」が付くので「特定」されています。そして “s” が付いているので「複数」です。あるグループの中で、一部を除いた「残り全部」を指します。
例:There are ten people in the room. Two are talking, and the others are reading. (部屋には10人います。2人は話していて、残りの人たちは本を読んでいます。)
💡ポイント:使い分けは「特定」と「数」の2軸で決まる!
頭がこんがらがってきましたか?では、この図で一気に整理しましょう!使い分けの軸はたった2つです。
- 特定か? (話している人同士で「それ」とわかるか? → “the” が付く)
- 単数か複数か? (1つか、2つ以上か? → “s” や “an” がヒント)
このマトリクスさえ頭に入れておけば、どんな場面でも最適な “other” を選べるようになりますよ!
【最新トピックで実践】ネイティブはこう使う!リアルな例文集
理屈がわかったら、次は実践です。最近の話題を盛り込んだ例文で、使い方を身体に覚えさせましょう。
This AI tool is amazing, but I’d like to try another one to compare its features.
このAIツールはすごいけど、機能を比較するために別の(どれでもいいからもう一つ)を試してみたいな。
I have two main tasks today. One is writing a report, and the other is preparing for the presentation.
今日、主なタスクが2つあります。1つはレポート作成で、もう一方はプレゼンの準備です。
Some of my friends are planning a trip to Europe, while other friends are thinking of going to Asia.
友人の中にはヨーロッパ旅行を計画している人もいれば、アジアに行こうと考えている他の友人たちもいます。
We invited five people to the party. Hanako is already here. Where are the others?
パーティーに5人招待しました。花子はもう来ています。残りの人たちはどこですか?
I didn’t like the movie we watched last night. Let’s watch another movie this weekend.
昨夜観た映画は好きじゃなかったな。今週末は別の映画を観ようよ。
This smartphone model is good, but are there any other models with a better camera?
このスマホの機種は良いけど、もっとカメラ性能が良い他の機種はありますか?
力試し!使い分けクイズ
さあ、理解度をチェックしてみましょう!下の文の( )に “another”, “other”, “the other”, “the others” のどれが入るか考えて、質問をクリックして答えを確認してください。
A. the others
解説:兄弟は3人で、1人は東京に住んでいます。ということは、「残りの2人」は特定できますね。特定できて複数なので the others が正解です。
A. another
解説:このレストランは混んでいるので、「別のどこか不特定の一軒」を探す状況です。不特定で単数なので another が正解です。
A. the other
解説:犬は2匹と決まっています。そのうちの1匹がプードルなので、「残りの1匹」は特定できます。特定できて単数なので the other が正解です。
【強化版】実践バトル!英単語モンスターを倒せ!
最後の仕上げは、レトロゲーム風の実践バトルです!次々と現れるモンスター(問題)を、正しい選択肢で攻撃して倒しましょう。目指せ、全ステージクリア!
GAME OVER
まとめ:明日から “other” マスターになるためのチェックリスト
最後に、今日の学びを凝縮したチェックリストです。「他の」と言いたくなったら、この2つの質問を自分に問いかけてみてください。
- その「他のもの」は、聞き手も「ああ、アレね」とわかる特定のモノ? → YESなら the を付ける。
- その「他のもの」は、1つだけ? → YESなら another か the other。
- その「他のもの」は、複数ある? → YESなら other か the others。
この思考プロセスを繰り返すうちに、感覚的に使い分けられるようになります。今日の学習を無駄にせず、ぜひ明日からの英会話やライティングで意識して使ってみてくださいね!